埼玉県日高市にある日和田山。
標高305mの低山ながら山頂手前の金刀比羅神社からは巾着田や日高市街を一望でき、多くの方に親しまれている人気のハイキングスポットです。
今回は、高麗駅から日和田山へ登り物見山へと縦走、北向地蔵と五常の滝を経由して武蔵横手駅へ下山するコースで歩いてきました。
距離約8.8㎞、コースタイム約3時間40分のコースです。
ここでは高麗駅から登山口までの道のり含め実際に歩いたときの様子(行程、かかった時間、コース内の注意点、おすすめ絶景ポイント等)を写真付きで紹介しています。
日和田山へ登ってみようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
日和田山について
日和田山とは?
日和田山(ひわださん、ひわだやま)
- 標高:305m
- 所在地:埼玉県日高市
「日和田山(ひわださん)」は、埼玉県日高市にある標高305mの山です。
低山ではありますが山頂手前の金刀比羅神社からは巾着田や日高市街を一望でき、関東百名山にも選ばれています。
登山道も整備されており、初心者でも楽しめる人気のハイキングスポットです。
アクセスも良く西部池袋線「高麗駅」から徒歩で登ることができます。
日和田山へのアクセス
電車・バスの場合
日和田山登山口まで電車とバスでアクセスできます。
西武線利用の場合
- 西武線「高麗駅」で下車後、日和田山登山口まで徒歩約25分
JR利用の場合
- JR八高線「高麗川駅」で下車後、国際興業バスに乗り「高麗川駅」→「巾着田」で下車(乗車時間約10分)、「巾着田」バス停から日和田山登山口まで徒歩約10分
- JR八高線「高麗川駅」で下車後、日和田山登山口まで徒歩約55分
今回私は西武線「高麗駅」から歩いて登山口まで行きました。
駅からの道のりも「山行の様子」で紹介しているので、よければ参考にしてください。
車の場合
日和田山へ車で行く場合の駐車場について、日和田山登山口にある無人駐車場(有料)が利用できます。
他にも巾着田にある駐車場(有料)も利用できます(日高市ホームページより)。
- 登山口と駐車場:
- 日和田山登山口:日和田山登山口駐車場、巾着田駐車場
| 駐車場 | 料金 | 台数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 日和田山登山口駐車場 | 300円 (曼珠沙華開花時期は500円) | 約50台 | ・日和田山登山口にある無人駐車場 ・日和田山登山口まで徒歩数分 |
| 巾着田駐車場 | 普通自動車500円 オートバイ等100円 大型バス(要予約)3,000円 | 約200台 | ・巾着田にある駐車場 ・駐車場から日和田山登山口まで徒歩約15分 ・利用時間は7時から17時まで(年末年始は閉鎖) >>交通のご案内|巾着田ホームページ(外部サイト) |
日和田山の登山ルートと所要時間(今回歩いたコース)
今回歩いたのは、高麗駅から日和田山へ登り物見山へと縦走、北向地蔵と五常の滝を経由して武蔵横手駅へ下山するコースです。
所要時間約3時間40分のコースです。

所要時間はYAMAPをもとに作成してあります。
【日和田山】山行の基本情報
コース概要
今回は、高麗駅から日和田山へ登り物見山へと縦走、北向地蔵と五常の滝を経由して武蔵横手駅へ下山するコースで歩いてきました。
- 日程:日帰り
- 山名:日和田山、高指山、物見山
- エリア:奥武蔵
- コース:高麗駅→日和田山登山口→日和田山→高指山→物見山→北向地蔵→五常の滝→武蔵横手駅
- 登山口:日和田山登山口からスタート
- アクセス:電車
(行き)西武線「高麗駅」から徒歩で日和田山登山口へ
(帰り)西武線「武蔵横手駅」から帰路へ - 距離:8.8km
- 標高:最高点 392m/最低点 85m
- 累積標高:上り 535m/下り 525m


また、今回歩いたコース内のトイレ、水場等についてです。
行程・時間
今回の大まかな行程とコースを歩くのにかかった時間についてです。
- 10:00 高麗駅出発
- 10:20 日和田山登山口
- 10:30 日和田山登山口出発
- 11:00 金刀比羅神社
休憩 - 11:15 金刀比羅神社出発
- 11:20 日和田山山頂
- 11:50 高指山山頂
- 12:15 物見山山頂
- 13:00 北向地蔵
- 13:40 五常の滝
散策 - 13:55 五常の滝出発
- 14:20 武蔵横手駅到着
各区間の実際にかかった時間をまとめると以下のようになります。
休憩等を含め日和田山登山口から武蔵横手駅までかかった時間は約4時間でした。
登山日・天気・気温
登った時期、天気、気温は以下のようになっています。
- 登山日:2026年月3下旬
- 天気:晴れ/くもり
- 気温:7℃~15℃
温度計も持っていきましたが、歩き始め、山頂、下山時の気温は以下のようになっていました。
| 場所 | 温度計の値 |
|---|---|
| 歩き始め(日和田山登山口) | 13℃ |
| 日和田山山頂 | 15℃ |
| 下山時(武蔵横手駅) | 15℃ |
服装等
- ベース:パタゴニア・キャプリーン ミッドウェイト
- ミドル・アウター:ミレー・ブリーズバリヤートイⅡ
- ボトムス:コロンビア・ヤマジェニックパンツ
- その他:手ぬぐい、帽子、ヤケーヌ、トレッキンググローブ
男坂経由で登る場合は岩場があるのでトレッキンググローブがあると便利です。
【日和田山】おすすめ絶景ポイント
今回歩いたコースのおすすめ絶景ポイントを紹介します。
日和田山・金刀比羅神社前
日和田山山頂手前にある金刀比羅神社前の鳥居の場所からは巾着田や日高市街を見渡すことができます。

金刀比羅神社にある展望案内

天気がよければスカイツリーや富士山も眺めることができます。
五常の滝

五常の滝は、南北朝時代の武士たちが戦勝を祈願してこの滝で身を清めたという言い伝えが残っており、必勝祈願の滝として知られています。
五常とは?
仁義礼智信という人が身につけるべき五つの徳を表し、仁は「思いやりの心」、義は「人が守るべき正しい道」、礼は「礼儀礼節を重んじる心」、智は「善悪を正しく判断する知恵」、信は「人に信頼される誠実さ」を表します。
参詣によって自らの身を律し、五常の教えを身につけることで人徳を磨き、その人徳によって必勝を祈願するという祈りの対象として、地域の人々に親しまれています。




料金・入山案内
- 料金:大人 200円(高校生以上)、小人 100円(小学生以上)
- 開門時間:9:00~14:30
- 休山日:毎週 月・火・水曜日 、年末年始(雨天・悪天候時も休山)※祝日は営業
臨時休業、連休中の営業状況など、事前に五常の滝ホームページを確認してから行くことをおすすめします。
【日和田山】山行の様子(写真あり)
西武池袋線「高麗駅」に到着しました(9:40)。

トイレは高麗駅を出たところにあります。

身支度を整え、高麗駅を出発します(10:00)。
日和田山登山口まで駅から歩いて向かいます。

高麗駅改札横の階段を下りると、巾着田の案内版があるので矢印方向に進みます。


少し行くと横断歩道があるので、横断歩道を渡ります。

巾着田の案内方向に進んでいきます。

住宅街の中を通り、道路に突き当たったところで左へ。


横断歩道を渡ります。

横断歩道を渡った先に、巾着田への案内があるので巾着田の矢印方向に進みます。

赤い橋(鹿台橋)を渡ります。

下を流れるのは高麗川です。
橋を渡り、道なりに少し行くとセブンイレブンが見えてきます。

ここでご飯を買うのもよさそうです。
セブンイレブンの手前の横断歩道を渡ります。

坂を上がると日和田山への案内があるので日和田山の矢印方向へ。


駐車場が見えてきました。

駐車料金は「1日300円(9月~10月の曼珠沙華の開花時期は1日500円)」、約50台ほどとめることができます。

駐車場の入り口には、世界で女性初のエベレスト登頂を果たした田部井淳子さんの記念プレートが飾られています。

駐車場を通り過ぎ、日和田山登山口の矢印方向に少し行くと左手に登山口があります。


日和田山登山口に到着しました(10:20)。

高麗駅~日和田山登山口まで徒歩20分でした。
日和田山登山口にはトイレもあります。

身支度を整え、日和田山登山口を出発します(10:30)。
ベンチの横の鐘のある道からスタートです!


最初は緩やかな登りが続きます。


一の鳥居に到着しました(10:40)。

鳥居をくぐると男坂と女坂の分岐があります。

男坂は急坂で岩場のある道、女坂は緩やかな傾斜の道(手すりはあるが滑りやすい箇所あり注意は必要)です。
今回は男坂から登ります。


少し行くと岩場が見えてきました。

岩場の手前には水場があります。

岩場を登っていきます。




岩に丸や矢印などのマークが書かれているので、マークを目印にしながら登っていけば問題ありません。



行き止まりの箇所や注意すべき箇所にもマークがあります。


手も使う急な傾斜の箇所もありますが、最低限の登山装備(登山靴等)があれば問題なく登れると思います。
岩場を登ること約15分、鳥居が見えてきました。

二の鳥居に到着です(11:00)。

ちなみに二の鳥居で女坂と合流します。
女坂の場合、男坂女坂の分岐から鳥居まで約20分です。
鳥居の場所からは、巾着田をはじめ日高市街を見渡すことができます。

鳥居の先には金刀比羅神社があります。

ここで景色を眺め、少し休憩した後出発です(11:15)。
日和田山山頂を目指します。
山頂へは金刀比羅神社の横にある道から向かいます。



高指山方面との分岐があるので、日和田山山頂方向に進みます。


山頂が見えてきました。

山頂手前はやや急な坂になっています。
日和田山山頂に到着です(11:20)。
金刀比羅神社での休憩時間を除くと、日和田山登山口~日和田山山頂まで35分でした。


山頂はそこまで広くはないですが、ベンチがいくつかあるのでここで休憩することもできます。
日和田山山頂を出発します(11:20)。
次は高指山を目指します。

やや急な斜面を下っていきます。


砂利が滑りやすいので注意です。

坂を下りきると分岐があります。

高指山へ行くには、「駒高・物見山方面」へ進みます。





なだらかな道をしばらく行くと車道に出ます。

物見山と高指山山頂の分岐があるので、高指山山頂方向に進みます。

舗装路を道なりに行くと白い建物が見えてきますが、その隣が高指山山頂標識のある場所です。

高指山山頂に到着しました(11:50)。
日和田山山頂~高指山山頂まで30分でした。


高指山山頂にはかつてNTTの無線中継所があったそうです。
令和3年に無線中継所が解体され、その跡地を整備し山頂標識が設置されたとのことです。
高指山山頂に立ち寄ったあとは物見山・高指山山頂の分岐まで戻り、物見山方向へ進みます。
次は物見山を目指します。




舗装路をしばらく行くと、休憩舎とトイレのある場所に到着しました(12:00)。


このあたりは駒高と呼ばれる集落でのどかな山村になっています。
休憩所とトイレを通り過ぎ少し行くと、右手に物見山への道があります。


この標識が目印です。
「物見山・北向地蔵」方向に進みます。



歩きやすい道が続きます。
しばらく行くと北向地蔵と物見山山頂の分岐に到着します。

先に物見山山頂へ行きたいので、物見山山頂方向に進みます。


山頂が見えてきました。

物見山山頂に到着です(12:15)。
高指山山頂~物見山山頂まで25分でした。


物見山山頂は木に囲まれていて眺望はあまりよくありませんが、ベンチやテーブルがあるのでお昼ご飯を食べる方など多くの方でにぎわっていました。
ちなみに、物見山の三角点は山頂標識から少し離れた場所にあります。




物見山山頂を出発します(12:15)。
次は北向地蔵を目指します。




標識に従い北向地蔵方向に進んでいくと武蔵横手駅との分岐に到着します。

①の上の道をまっすぐ行くと北向地蔵へ、②の下の道を行くと北向地蔵には寄らず小瀬名地区を通って武蔵横手駅へ行くルートになります。
ここの標識がややわかりにくく、上と下どっちを行けばいいのか少し迷ってしまいました。
今回は北向地蔵に行きたいので、①の道を行きます。





しばらく行くと車道に出ます。

車道を横断し北向地蔵方向に登っていきます。





歩きやすい道ですが道幅のやや狭い箇所もあります。



北向地蔵が見えてきました。

北向地蔵に到着です(13:00)。
物見山山頂~北向地蔵まで45分でした。

悪疫の流行を防ぐため建てられた地蔵尊で、北を向いて立っていることから「北向地蔵」と呼ばれています。
北向地蔵尊にお参りし、五常の滝へと向かいます(13:00)。
次は五常の滝を目指します。
五常の滝へはお地蔵様の後ろにある道路を渡った先の道からスタートします。


右は土山を経由して五常の滝へと行くルート、左は土山を経由せず五常の滝へと行くルートです。
今回は土山へは寄らずに五常の滝へ行きたいので左の近道と書かれた方へ行きます。




道路が見えてきました。

道路を渡ると分岐があります。

五常の滝へは左側のルートを行きます。



舗装路が見えてきました。

舗装路を渡った先に標識があるので、「五常の滝・武蔵横手駅」方向に進みます。




舗装路を少し行くと五常の滝が見えてきました。

五常の滝に到着です(13:40)。
北向地蔵~五常の滝まで40分でした。
五常の滝の入山可能時間は9時~14時30分。
入山の際は大人200円(高校生以上)、小人100円(小学生以上)の入山料が必要です。
また、毎週月・火・水曜日と年末年始は休山日となっているので注意が必要です。
(詳しくは、五常の滝ホームページ(外部サイト)をご確認ください。)
五常の滝は、南北朝時代の武士たちが戦勝を祈願してこの滝で身を清めたという言い伝えがあり、必勝祈願の滝として知られているそうです。

水の音が心地いいです。
受付の方によると、今年は滝の水量が少ないらしく普段はもっと迫力のある様子がみられるそうです。
五常の滝を出発します(13:55)。

舗装路を歩いて行きます。


沢沿いの気持ちのいい林道です。
民家のあるところに出ました。



道なりに少し行くと車道が見えてきます。

横手駅方向に進んでいきます。

武蔵横手駅へ到着しました(14:20)。
五常の滝~武蔵横手駅まで25分でした。

【日和田山】山行後の感想
今回は埼玉県日高市にある日和田山に登ってきました。
低山ながらも山頂手前の金刀比羅神社からの絶景や男坂の岩場、自然豊かな静かな林道など、楽しい山行でした。
男坂の岩場は思っていたよりも険しかったですが、アスレチック感覚で楽しかったです。
登山道も整備されていて歩きやすかったです。
この日は休日ということもあり、ご高齢の方から小学校低学年ぐらいのお子様連れの方、犬連れの方、トレランの方など、多くの登山者でにぎわっていました。
また次に行くときには、巾着田にも立ち寄ってみたいです。
参考資料
参考資料