金太郎伝説と富士山の絶景で人気の金時山。
今回は、金時神社入口から登り金時登山口へ出るコースで歩いてきました。
ここでは金時山へのアクセス情報をはじめ、実際に歩いたときの様子(行程、かかった時間、コース内の注意点、おすすめ絶景ポイント等)を写真付きで紹介しています。
金時山へ登ってみようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
金時山について
金時山とは?
金時山(きんときやま、きんときざん)
- 標高:1212m
- 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町と静岡県御殿場市の境界
「金時山(きんときやま、きんときざん)」は、神奈川県と静岡県の県境に位置する標高1212mの山です。
箱根外輪山のひとつで金太郎伝説ゆかりの地としても有名です。
都心からアクセスしやすく登山ルートも比較的短時間で登れるものが多いため、日帰り登山におすすめです。
公共交通機関でのアクセスも良く、バスで登山口まで行くことができます。
また、金時山は関東でも有数の富士山絶景スポットのひとつです。
山頂からは富士山をはじめ南アルプス、伊豆、丹沢の山々などを一望することができます。
金時山の登山ルートと所要時間
金時山の代表的な登山ルートについてです。
金時山の代表的な登山ルートとしては、金時登山口から登る「金時登山口ルート」、金時神社入口から登る「金時神社ルート」、乙女峠登山口から登る「乙女峠ルート」があります。

| 登山ルート | 所要時間 | 説明 |
|---|---|---|
| 金時登山口ルート | 上り:1時間15分 下り:1時間 | ・出発点:金時登山口 ・アクセスが良く、登りやすい道 ・公時神社ルートよりも緩やか |
| 金時神社ルート | 上り:1時間15分 下り:55分 | ・出発点:金時神社入口 ・金太郎ゆかりの公時神社を経由するルート ・山頂まで一直線に登るシンプルな道で初心者でも挑戦しやすい 【見どころ】公時神社、金時宿り石 |
| 乙女峠ルート | 上り:1時間30分 下り:1時間10分 | ・出発点:乙女峠登山口または乙女口登山口 ・長尾山を経由するルート ・乙女峠からの富士山の展望が絶景 ・なだらかな尾根歩きを楽しめる |
上記の地図と所要時間は金時山コース登り口にあるハイキングマップをもとに作成してあります。
所要時間について山と高原地図やYAMAPなどではもう少し長めに設定されているので、実際に登山計画をたてる際は上記の時間プラス20~30分くらいを目安にした方がいいかもしれません。
今回私が歩いたのは、「金時神社ルート」で登り「金時登山口ルート」で下山するコースです。
金時山へのアクセス
電車・バスの場合
金時山の登山口まで、電車とバスでアクセスできます。
- 行き方:
- 小田急線「小田原」駅または「箱根湯本」駅→箱根登山バス
- JR「御殿場」駅→箱根登山バス
- 新宿→小田急ハイウェイバス「御殿場・箱根線」
- 登山口と下車停留所:
- 金時登山口(金時登山口ルート):「仙石」または「金時登山口」で下車※
- 金時神社入口(金時神社ルート):「仙石」または「金時神社入口」で下車※
- 乙女峠登山口(乙女峠ルート):「乙女峠」で下車
- 乙女口登山口(乙女峠ルート):「乙女口」で下車
※ 「金時登山口」「金時神社入口」登山口について、一番近いのはそれぞれ「金時登山口」バス停および「金時神社入口」バス停ですが、ここを通るバスは少ないので「仙石」バス停から歩くのがおすすめです。
今回の山行でも「仙石」バス停から歩いて登山口まで行きました。
道順など参考にしていただければと思います。
>>「【金時山】山行の様子(写真あり)」をみる
箱根登山バスは、現金、交通系ICカード、クレジットカードでの乗車が可能です。
また、お得な箱根フリーパスを利用して乗ることもできます。
車の場合
東名高速道路 御殿場ICから、国道138号を箱根方面へ約20分
- 登山口と駐車場:
- 金時登山口(金時登山口ルート):蔵一駐車場
- 金時神社入口(金時神社ルート):金時山登山口駐車場、金時公園駐車場
- 乙女峠登山口(乙女峠ルート):乙女駐車場
| 駐車場 | 料金 | 台数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 蔵一駐車場 | 有料 (1日500円) | 15台(内5台登山客用) | ・ラーメン屋「蔵一」の駐車場 >>ラーメン蔵一|箱根町観光協会公式サイト |
| 金時山登山口駐車場 | 有料 (1日1000円) | 約30台 | ・金時神社入口の道路はさんだ向かい側にある駐車場 |
| 金時公園駐車場 | 無料 | 約30台 | ・土日祝はすぐに満車になりやすいので注意 |
| 乙女駐車場 | 無料 | 約50台 |
【金時山】山行の基本情報
コース概要
今回は、金時山の代表的な登山ルートのひとつである「金時神社ルート」で登り「金時登山口ルート」で下山するルートで歩いてきました。
- 日程:日帰り
- 山名:金時山(標高1212m)
- コース:仙石バス停→金時神社入口→公時神社→金時山山頂→金時登山口→仙石バス停
- 登山口:金時神社入口からスタート
- アクセス:電車、バス
(行き)「小田原駅」から箱根登山バスに乗り換え「小田原駅東口」→「仙石」で下車、金時神社入口まで徒歩
(帰り)金時登山口から徒歩で「仙石」バス停へ行き、箱根登山バス「仙石」→「小田原駅東口」で下車、「小田原駅」から帰路へ - 距離:4.0km
- 標高:最高点 1212m/最低点 664m
- 累積標高:上り 529m/下り 552m


行程・時間
今回の大まかな行程とコースを歩くのにかかった時間についてです。
- 7:30 小田原駅着
- 8:00 バス(小田原駅東口→仙石)【乗車時間約50分】
- 9:00 仙石バス停出発
- 9:20 金時神社入口(登山開始)
- 10:40 金時神社分岐
- 11:10 金時山山頂
ごはん・休憩 - 11:40 下山開始
- 12:00 金時神社分岐
- 13:00 金時登山口(下山完了)
- 13:05 仙石バス停到着
- 13:10 バス(仙石→小田原駅東口)【乗車時間約50分】
- 14:00 小田原駅着
各区間の実際にかかった時間をまとめると以下のようになります。
登山日・天気・気温
登った時期、天気、気温は以下のようになっています。
- 登山日:2025年月11上旬
- 天気:くもり
- 気温:8℃~17℃
温度計も持っていきましたが、歩き始め、山頂、下山時の気温は以下のようになっていました。
| 場所 | 温度計の値 |
|---|---|
| 歩き始め(金時神社入口) | 13℃ |
| 金時山山頂 | 16℃ |
| 下山時(金時登山口) | 15℃ |
服装等
行動時・停滞時
- ベースレイヤー:モンベル・ジオライン
- ミドルレイヤー:ミレー・ワッフルウール
- アウターレイヤー:ミレー・ブリーズバリヤートイ
- ボトムス:長ズボン
- その他:手ぬぐい、帽子、トレッキンググローブ
【金時山】おすすめ絶景スポット
今回歩いたコースのおすすめ絶景スポットを紹介します。
金時山山頂
金時山山頂(標高1212m)からは富士山を眺めることができます。
周囲に遮るものがあまりないため、裾を広げた美しい富士山を眺めることができます。

また、金時山の山頂からは大涌谷や芦ノ湖などを見渡すこともできます。

金太郎ゆかりの名所
絶景とは少し異なりますが見どころのひとつとして、金時神社ルートには金太郎ゆかりの名所が多く存在しています。



【金時山】山行の様子(写真あり)
「小田原」駅に到着しました(7:30)。

ここからバス(箱根登山バス)に乗り換えます。
小田原駅東口から出て、4番バスのりば(E4)へ向かいます。




桃源台行きのバスに乗って出発です。
バスは平日だと1時間に2~3本、土日祝日だと1時間に1~2本程度運行しているみたいです。
バスに乗って約50分、「仙石」バス停で下車します。

登山口の「金時神社入口」を目指し、「仙石」バス停を出発します(9:00)。

国道沿いをまっすぐ歩いていきます。

途中にコンビニがありました。

「仙石」バス停から歩いて約20分、「金時神社入口」に到着しました(9:20)。

「金時神社入口」にはトイレもあります。


さぁ、ここから登山開始です(9:20)。

最初は舗装路を歩いていきます。

少し歩くと公時神社が見えてきました。


公時神社は、金太郎のモデルになった平安時代後期の武士である源頼光に仕え四天王の1人に数えられた坂田公時(さかたのきんとき)が ご祭神として祀られています。
また、境内では鶏が放し飼いにされていました。

公時神社でお参りを終え、登山道を進んでいきます。


少しすると金太郎伝説ゆかりのスポットの一つの「金時手毬石(きんときてまりいし)」が見えてきました。

幼少期の金太郎が手毬をして遊んだとされる石です。
どんどん進んでいきます。

途中、車道を横断する箇所がありました。車に気を付けて道路を渡ります。


金時神社奥の院入口まできました。
金時神社奥の院へは行かず、まっすぐ進んでいきます。



岩はゴロゴロしてますが割と歩きやすい道が続きます。
金太郎伝説ゆかりのスポット「金時宿り石(きんときやどりいし)」に到着しました。

かつて金太郎が眼病を患い、母親の山姥と近く姥子温泉に湯治していた際に仮住まいとしていたとされる場所です。
金時宿り石をすぎた少し後からやや急な登りが始まります。


道自体は歩きやすいですが、傾斜が急なので息が上がってきます。
山道をひたすら進んでいきます。

ここまで樹々に囲まれた道を歩いてきましたが、ひらけた景色がみえてきました。

紅葉がきれいです。
金時神社分岐に到着しました(10:40)。

金時神社ルートと金時登山口ルートの合流地点です。
ここから山頂までまでは傾斜の急な登りになっています。



山頂までもうひと踏ん張りです。

急登を登り続けること約30分、金時山の山頂に到着しました(11:10)。

金時神社入口~金時山山頂まで1時間50分でした。
この日は曇りだったので富士山はあきらめていましたが、山頂についてすぐ一瞬雲が晴れて富士山を見ることができました。

金時山山頂には茶屋があります。

こちらは「金太郎茶屋」。金太郎にちなんだ「まさカリーうどん」などが有名です。
隣には、なめこ汁で有名な「元祖 金時茶屋(金時娘の茶屋)」があるのですが、この日はあいてませんでした。
また、金時山山頂にはトイレ(有料200円)もあります。

山頂でごはんを食べ、下山開始です(11:40)。
「金時登山口ルート」で下山します。
まずは分岐まで、さっき登ってきた道を下っていきます。

傾斜が急なので転ばないように注意が必要です。
金時神社分岐に到着しました(12:00)。

「仙石原」と書かれた方向に進んでいきます。


ゆるやかな坂を下っていきます。
景色がとてもきれいです。


分岐に到着しました。

「仙石原」の方へ進んでいきます。


無事、金時登山口へ到着しました(13:00)。

金時山山頂~金時登山口まで1時間20分でした。
金時登山口のすぐそばには「金時登山口」バス停がありますが、ここを通るバスは少ないので「仙石」バス停まで歩きます。


「金時登山口」から歩いて5分ほど、「仙石」バス停に到着しました。

【金時山】山行後の感想
今回は金時山を「金時神社ルート」で登り「金時登山口ルート」で下山するコースで歩いてきました。
「金時神社ルート」は、公時神社や金太郎伝説ゆかりのスポット(金時宿り石など)もあり観光気分も味わいながら、変化のある山道、途中の展望など楽しみながら登ることができました。
登りの急な箇所(金時宿り石少し後~分岐、分岐~山頂)や岩場(山頂手前)もありますが、危ない箇所はあまりないため、健脚者はもちろん、初心者や親子ハイキングにもおすすめだと思います。
小学生くらいのお子様連れで登ってる方とも何組かすれ違いました。
また、山頂ではなんとか富士山を見ることができよかったです。
紅葉シーズン中でしたがこの日は曇りかつ平日だったこともあってか、山頂はそこまで混んでいませんでした。
山頂はそこまでスペースが広くないので、混雑状況によってはあまりゆっくりできないかもしれません。
下山で使った「金時登山口ルート」は、比較的緩やかな坂で道も歩きやすかったです。
矢倉沢峠までの道は景色もよく、明神ヶ岳の方まで見通すことができ気持ちの良い山歩きでした。
登りに利用した「金時神社ルート」に比べると見どころ(観光要素などの)や変化のある山道ではありませんが、それはそれで自然を満喫できてよかったです。
金時山は公共交通機関でのアクセスがいいので、また違うルートで登ってみたいと思います。
紅葉も見れて楽しい山行でした!
参考資料
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